リキュールセット:739
販売価格
価格
¥280,000
通常価格
単価
あたり
【Antique St Louis】
「和」にも合うリキュールセット
Antique St Louisのリキュールセットのご紹介いたします。
サンルイのこのシェープのリキュールセットはいくつか種類があります。
今回の全面エッチング(酸化腐食法)で作られた作品は和食にも合わせやすく、日本酒用として、京都の料亭でも使われています。
カラフのストッパーを外すと徳利に近いスタイルだからでしょうか(^^)?
リキュールグラスもお猪口のような量ですよ。
Antique Serendipityでは、リキュールセットをよく仕入れます。
前回京都で行った展示会でもリキュールセット過多の展示でしたので、「リキュールセットは使えなくて…」というお声を頂きました。
実際に使える物を探していらっしゃる方の方が多い一方で、なぜリキュールセットばかりを仕入れるかには理由があります。
まず、店主がリキュールセットが大好きだからです(笑)小さいものには心奪われてしまい、大好きなんです。
そして、こちらの方が大事な理由なのです。↓
セット物って、5年後に同じ物を見つけるとなると、もう見つからないか、高額すぎて手がだせないかのどちらかになるからです。
実際に、5年前までは、赤や青の被せガラスで色がついていたり、エナメル彩のかわいいリキュールセットを良くみかけましたが、もう手に入ることはありません。(下図:バカラ製のアンティーク)
マーケットに出回ること自体がなくなってしまいました。
セットの状態で出るためには、できるだけ全てが揃っていることが大前提です。
リキュールセットであれば、
●フルセット
カラフェ(2本)、グラス(12客ほしい)、トレイとなります。
●ハーフセット
カラフェ(1本)、グラス(6客ほしい)、トレイとなります。
※グラスの数は揃わなかったり、トレイもない場合が多いです。
この全てができるだけ欠けや破損がなく、状態が良いことを望むとなると、とても難しいです。
一方で、花瓶やグラスはまだ見つかる可能性が高いと感じているため、Antique Serendipityでは、マーケットから数年後になくなるであろう物から仕入れていくようにしています。
アンティークを扱う者として、人気のあるものばかりを仕入れるのではなく、次の年にはマーケットからなくなってしまう可能性が高い物を仕入れていこうと思っております。
希少価値は、毎日マーケットを見ているからこそ感じる部分なのですが、将来的にお客様にも喜んでもらえるようと考えています。
当店がサンルイを中心にご紹介しているのも、同じ理由からです。
日本国内にて近年、サンルイの世界の立ち位置と、生産数の少なさに気づいていらっしゃる方が増えてきたように感じており、嬉しいですが、まだまだ知られていません。
ルイ9世の名を継ぐ『St Lsoui=聖ルイ王』。
フランス最古の工房であり、クリスタルガラスの開発に成功し、「サンルイ王立クリスタル工房」という名称を授かっています。
1955年にエルメスがサンルイの庇護する形でグループの傘下にしたのは、それだけフランスにおいてサンルイが重要なポジションであり、その歴史を絶やさないためです。
フランスが守るべき工房と思っている事実と、その歴史を感じるアンティーク作品。
王室に近く、実直な姿勢を貫き、1950年以降の大量生産の時代にも、売ることを目的とはせず、伝承を心掛けてきた工房です。
製造数が少ないという理由から、日本国内ではあまり知られていないことをもったいなく感じます。
伝統ある工房の作品を、少しでも多くご紹介できるようにしたいと、こつこつ集めております。
といっても、使えない物ばかり仕入れていては…と、毎日自身の気持ちと奮闘しながら仕入れを行なっております(笑)
秋っぽくなってきたものの、まだまだ暑い日が続きますね。
器を変えて、冷酒を月を見ながら飲んでみても優雅な時間はいかがでしょうか?
このセットは、お正月や春のお花見の時期にも良いですよ(*´꒳`*)
※今回のセット内のカラフェの栓はオリジナルではありません。
ボディと栓の番号が異なります。 →画像の確認をお願いいたします。
~下段へスクロールしていただくと、画像をご覧いただけます~
Size |
カラフ:W8.5cm H17.3cm |
制作年代 |
:1900~1920年頃 |
作品状態 画像をご確認ください |
:A 良好 |
仕入れ先と時期 |
:フランス 2021.10頃 |