アンティークガラス旅行記 2023 in Praha ~Part 3~

次の国はチェコです。

チェコに行くのは初めて❤︎
ロンドンから数時間でプラハに到着。


プラハは空港から市内まで車で30分程度。
すぐにあの素敵な景色が広がり、ワクワクしてきました。

車からの一枚

 

モルダウ川から旧市街地を眺める景色。
チェコは旧市街地と新市街地に分かれています。

新市街地といっても建設は1348年なので、約700年前となり、ビルが多くそびえ立つような場所ではありません。

ロマネスク、ゴシック、ルネサンス、バロック、アール・ヴォー、とさまざまな建築様式が見ることができる街なので、「建物の博物館」と呼ばれるのも納得で、街を巡るのが楽しみでしかたない気持ちでこの日を迎えました。

  

ホテルに到着したのが15時ごろ。
お天気も良く、外の景色もとても綺麗だったので、下調べしていたアンティークショップまで散歩がてら行ってみようかな♫

早速散策スタート!

ホテルから歩くこと10分ほどで広場に到着。

広場には1410年に制作された天文時計台があります。

約600年動いているカラクリ時計。
時間になると動くようです。

   


そして、この広場を抜けていくと見つかるアンティークショップ。
道中に中世の建物とかあるので、まるでタイムスリップしたような気持ちになれます。
お店は小道を行くと見つかりとても良い感じ❤︎

    
雰囲気が素敵なお店でしたー❤︎ 
英語があまり話せないと言いながら、一つ一つとてもあれこれと丁寧に説明してくださるお店の方。
  
 


ガラス系はアール・デコがお好きなご様子。

 

 

チェコの老舗クリスタルガラス工房のモーゼルもあったのですが、モダンなデコの雰囲気だったので「少しタイプが違うなー」と思いながら、「アール・ヌーヴォー辺りが良い」と話すと、1880年頃の「ザ・ボヘミアンガラス」を出してきてくださいました。

 

ボヘミアンガラスって、皆様のイメージこんな感じではないでしょうか?
私が伝えたいのはこれではないのです…(● ˃̶͈̀ロ˂̶͈́)੭ꠥ⁾⁾

「うーむ…」と店内をぐるぐると回っていたら、棚の奥の方に潜んでいらっしゃったドンピシャタイプを見つけました!

とても綺麗なグラビュール(彫刻)!

今回の旅の目的に、「ボヘミアンガラスの枠を広げる」を掲げています。
日本国内で、「ボヘミアンガラス」というと、ちょっと安物イメージだったり、先ほどの赤いグラスのような無骨なイメージが多いと思います。

      

しかし、本来のボヘミアンガラスって、彫刻技法が繊細でとても細かく、ほとんどが美術館級なので市場に出回らないのです。
後日、その歴史を探るために片道2時間の田舎町まで行くので、その時のブログページで詳細は語りますが、下図のような作品が多くつくられていました。



Sklářské 美術館 展示品

Antique Serendipityでは、この「繊細なボヘミアンガラス」の印象を伝えていきたいと思っております。

もちろん、このレベル感の物は揃えられませんが、それに近しい作品を見つけていきたいと思っていたら(*´꒳`*) 先ほどのグラスで素敵な出会いをしてしまいました!

そのお店にてシルバーの繊細な細工が美しいものもいつくつ仕入れました。幸先が良いスタートのチェコ旅( ´∀`)

結構長居したので、もう夕方。


小雨が降り出してきてました。
広場も明かりが灯って、また違った雰囲気(^ ^)

 

 

余談。
ヨーロッパは石畳、足への負担は覚悟してたのですが‥
プラハ!足ツボ感覚!
痛い(笑)

明日は歩きまわる予定でしたが、夜にトラムのパスをいそいそと購入いたしましたd( ̄  ̄)

 

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