クープとソーサー CALLOT Roche3763
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¥55,000
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【Antique St Louis】
可憐なデザイン CALLOT Roche3763
※クープグラス+ソーサー×1の価格となります。
アンティークサンルイ、デザインシリーズ【CALLOT(カロ)】の大変希少なクープセットを入荷いたしました。
繊細なスタイルにため息がでてしまいます…
細かなアシッドエッチング技法と金彩に、グラスの内側にはコート・ヴェニシエンヌ(下記説明あり)という技法が施されています。
贅沢なセットを見つけることができました。

このセットはデザイン名があるシリーズです。
今回のソーサー付きは、アイスやフルーツ用のためのセットではないでしょうか。
当時、口が広がったグラスはクープ型と呼ばれ、グラスはさまざま作られていました。
上図であれば、冗談の左から2番目のものになります。
もちろん、クープはシャンパンを飲む用ですが、クープ型には、いろいろと諸説があります。
●女性がシャンパンをいただく時に相手に首元をあまりみせなくて良いという説
●マリーアントワネットの時代には果物をシャンパンにつけていただくこともあり、果物を付けやすいように縁が大きくなっているという説
●マリーアントワネットの乳房を模って作られた説…もあります。
最後の説も、実は信憑性があるんです。
そして、そのクープ型を気に入ったマリーアントワネットが、フルーツをつけてシャンパンを嗜んだようです。
その後、19世紀の社交界の場では、イブニングドレスのようにデコルテを見せるドレスが流行するようになり、相手に首元を見せることなく上品にいただけるクープ型が長く愛されるようになり、今なお海外の社交の場ではクープ型が使われます。
いずれにせよ、今回のグラスは、クープ型に似たもので、フルーツ用、アイス用に作られたセットかなと感じます。
もちろん、グラス単体として使っていただくこともできますし、ソーサーをお皿のみとして使用することもできますね。
飾っていただいても大変素敵なセットだと思います。

※コート・ヴェニシエンヌ
ヴェニス風ストライプと呼ばれるガラス器の内側を縦縞上に軽く波打たせたスタイルで、19世紀末から20世紀初頭にかけ流行したフランスの実用的なガラス器や花瓶に見られる手法
※金彩の状態が異なります。
よいものからお送りさせていただきます。
※ソーサーがなく、同型のグラスのみを6客仕入れる予定です。
グラスのみを希望の方はお知らせくださいませ。
グラスのみ ¥38,000/1客

~下段へスクロールしていただくと、画像をご覧いただけます~
Size |
:Glass W9.2cm H8.2cm |
制作年代 |
:1900〜1920年頃 |
作品状態 |
:良好 |
仕入れ先と時期 |
:フランス 2023.04頃 |