【Antique St Louis】

ボウル MICADO Roche.887

販売価格 価格 ¥20,000 通常価格 単価  あたり 

税込

【Antique St Louis】

金彩の美しいボウル MICADO Roche.887

Antique St Louisで人気のあるシリーズ、【MICADO Roche 887】のボウルを入荷いたしました。

ターンA : 4客 SOLD OUT
パターンB : 3客  SOLD OUT


ミカドというネーミングは、「帝」を意味してる可能性があり、幕末から明治初期に、西洋に日本の文化が一気に流れ込み、その結果、起こったジャポニスムの影響を感じます。
蔦のデザインはその後、日本の文化と融合して起きる、アール・ヌーヴォーを思い起こさせます。

1908年と1930年のカタログレゾネのどちらにも掲載されているので、ちょうどその時代感ですね。

 

【デザイン名について】 
ボウルのデザインは、【MICADO】として国内で人気があるので、これを元に、サンルイのデザインの話をしたいと思います。

まずは、店主のコレクション【MICADO Roche 887】のグラスをご覧ください。

このグラスは、「MICADO」として出回っていますが、実は、このデザイン=【MICADO】というわけではありません。

下図のようにサンルイはグラスの形(シェープ)に名前をつけています。

 

本来、このグラスは、形=MICADO  / デザイン=Roche 877 となります。

 なので、MICADOという名がついた、デザイン番号が異なる他のものも存在するわけです。

そして、お伝えしたいことは、グラスの形にMICADOとついているため、今回のボウルは、実はMICADOにはならないのです。

言うなら、【ボウル Roche.887】が正しく、また、通常、鉢やボウルなどは下図のように番号表記で記載されていることが多いです。

しかし、このデザインは国内でも「MICADO」として通っているためMICADOと表記しております。
※このデザインのボウルがカタログには掲載されていないため、現時点で型番号は不明

 

【フィンガーボウルについて】
今回のボウルは当時はフィンガーボウルとして作られたサイズ感です。
「フィンガーボウルにソーサーがついてないのですか?」と思われる方も多いかもしれませんが、ボウルのみのタイプのものがあることがサンルイのカタログから分かります。

フランス語 【BOLS RINCE-DOIGTS】
意味    フィンガーウォッシュボウル

 

いろいろと説明をしてしまいましたが、今回のボウルは、小さく使いやすい器なので、どんな場面にも活躍しそうな器です♪( ´▽`)
サイドの金彩部分は非常にしっかりと金彩が残っております。

MICADOという名や蔦のデザインが上品なので和食の料亭でも使用できると人気が高く、器となるとなかなか入手できません。
サンルイの器類は京都では和食器として老舗のお料理屋さんが多く求められているように感じます。

凛とした上品さが、和食のお料理に合うのかもしれませんね(^^)

 

※デザインが2種あるため、A/Bの2種があります。
 A:SOLD OUT ¥20,000  内側に金彩のサークルがあり、金彩の状態が良いです。

 B: SOLD OUT ¥17,000 内側には金彩のサークルがなく、縁の金彩の状態が剥離してます。

画像をご参照くださいませ。

同デザインのグラスはAntique Serenipity BISのページにて紹介しております。
→クリック ※姉妹サイトへ移動します
 

 St Louis について→

 ~下段へスクロールしていただくと、画像をご覧いただけます~

Size

A:W11.7cm  H5.2cm 在庫4
B:W11.7cm  H5.2cm 在庫3

制作年代

1900~1930年頃

マークの有無 

:無し 1936年より前の作品のため

作品状態

:良
 AとBの状態が異なるため、
   確認をお願いいたします。

仕入れ先と時期

:フランス  2023.3