St Louisのボンボニエール
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【Antique St Louis】
エレガントなボンボニエール
アンティークサンルイ、エッチング技法のボンボニエールをみつけました(#^^#)
ボンボニエール(Bonbonnière:フランス語)とは、ボンボンBonbon(糖衣菓子・砂糖菓子)を入れる菓子器のことです。
日本では、皇室のお祝い事のイメージもあるのですが、もとはフランスやイタリアなどのヨーロッパ諸国で親しまれていた贈り物でした。
ヨーロッパでは、結婚や出産などのお祝いに砂糖菓子を贈る習慣があります。
その砂糖菓子を入れる器に、さまざまな装飾が凝らされるようになりました。時には、今の【ボンボニエール】のイメージとはかけ離れた、このように豪華なものもあったみたいです…(^^;)
その後、ボンボニエールは、手のひらに乗る可愛らしいサイズであることや、幸せが宿る器とされていることから、引き出物など慶事の贈り物として人気を博していきます。
1908年のサンルイのレゾネでも最後のページにボンボニエールがこっそりと載っていました。
今回のものは、そこまで装飾がなく大変シンプルなのですが、アシッドエッチングの地紋が光を通すと大変上品な作品に仕上がっています。
※アシッドエッチング(酸化腐食)技法
グラスにパラフィンなどを塗り、その上から模様の形に彫刻針で削っていき、酸に浸すと削られた部分のみが腐食して柄になるというヨーロッパで古くから使われている技法。 しかし、使用時に薬品から出る臭いを吸い込むと体内に影響を及ぼすとされたので使用が制限され、この当時のみ作られた技法。
色のついた被せガラスでエッチングを施す作品も多いのですが、このクリア一色でシンプルなスタイルは、サンルイが得意としており、とても美しく、アクセントの金彩が上品さを高めています。
クリスタルだと透明なので、中が透けてしまうのですが、アシッドエッチングが地紋でほどこされいると、中身がはっきり見えないのが私が好きなポイントでもあります。
たとえば、このボンボニエールにいろいろな金平糖などいれて、外側からみるときっと色合いがきれいだと思います。
ちょっと試しにバラの花びらでやってみましょう(#^^#)
このぼやけた感じ…
からの…
蓋を開けた時に楽しめるというおもてなしにはぴったりだと感じてしまっております♡
この繊細なボンボニエールは、、、
店主も欲しいです。なので、正直かなりお勧めです(笑)
※縁にチップが数か所ありますので、下記に続く画像をご確認くださいませ。
~下段へスクロールしていただくと、画像をご覧いただけます~
Size 容量 |
W9.5cm H6.5m |
制作年代 |
:1900年~1920年頃 |
作品状態 |
:良好 |
仕入れ先と時期 |
:フランス 2022.6月頃 |