【Old St Louis】

トワレセット(各種)

販売価格 価格 ¥35,000 通常価格 単価  あたり 

税込

【Antique St Louis】
トワレセット A~E


トワレセットとは、19世紀にお化粧品の為にクリスタルガラスなどで造られたセットのことです。


バカラ社 トワレセット  BAMBOUS TORS

香水瓶だけではなく、パフ入れ、歯ブラシ置きなど、その種類は多種多様でした。

 

最近、NetflixにてSeason2が配信された 19世紀初頭を舞台にしたイギリスのドラマ【Bridgerton】の一幕でも、バカラの上図と同じシリーズの香水瓶が使用されていました。


あることで落ち込んでいる娘に、母が「リリーの香りが落ち着くわよ…」と声をかけるシーンです。

私もそれを真似して撮影してみました(*^^*)

香水と聞くと、ブランドが販売しているイメージがありますが、それは19世紀後半から20世紀前半にかけて科学的な進歩により、揮発することなく香りを保つことができるようになるなど飛躍的な進化をとげたからなんです。
それを証明するかのように、1900年のパリで開催された万博では、香水メーカーが栄誉を獲得しています。


それまでは自分の好きな香りを測って購入する時代です。
先ほどのようなセットに香水だけではなく、乳液などを入れて就寝前に使っていたりしていました。


華やかなアール・ヌーヴォー:そして「良き時代」という意味のベルエポックの時代と重なり、香水は女性にとって、個人主義の表現のひとつとして欠かせないものになっていました。
    
クリスタル会社でも、1897年~1907年の間に、150件だった注文が4000件に膨れ上がるほど、香水瓶を含んだ多くのトワレセットのシリーズを制作することになります。
サンルイ社・バカラ社にはトワレセットだけのカタログレゾネが存在します。

1904-1905年 バカラ社トワレセットのカタログレゾネ

 

今回はサンルイ社の1900年ごろに作られた香水瓶です。

そして、その当時のみに制作が可能だったエッチング技法でグラデーションの柔らかなピンク色がとても美しく表現されています。
サンルイが造るものは、いつもエレガントな雰囲気が漂ってくるように感じるのは私だけでようか…?

1940年頃になると香水瓶はデザイナ-がデザインし手掛ける量産へと変わっていくので、今でも私たちのお馴染みの香水瓶の前衛と言える本作品。

とても丁寧に作られている香水瓶は、フレグランスをいれてお玄関にかざるなど、それぞれ様々に楽しみ方はいろいろありそうですね(*^^*)

 

  St Louis について→

※表示価格は単品の価格となります。

A 香水瓶(S):Sold Out
B 香水瓶(L):Sold Out
C    蓋物 :Sold Out
D トレイ(S):Sold Out

 ~下段へスクロールしていただくと、画像をご覧いただけます~

Size
A 香水瓶(S):W5.2cm  H11.8cm ¥35,000

B 香水瓶(L):W6.6cm  H15.8cm ¥40,000

C 蓋物 :W8.5cm  H11.7cm ¥45,000

D トレイ(S):W9.2×12.2cm  H3.7cm ¥28,000

E グラス:W6.9cm  H9.2cm ¥25,000

制作年代
マークの有無 

1900-1920年頃
:無 マークが入る1936年より前の製造

作品状態

:良好

仕入れ先と時期

:フランス  2021.10月