アール・デコのリキュールグラス
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アール・デコを感じる
リキュールグラス
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今回ご紹介するのは、「アール・デコ」の雰囲気を感じることができるリキュールグラスです。
Antique Serendipity は「アール・ヌーヴォー」時代の作品が中心です。それは最も美しい作品が多く作られた時代と言われるからです。
「アール・ヌーヴォー」とはフランスで起きた新芸術運動。
フランス語で「Art (アート)+Nouveau(新しい)」という意味です。英語で言うと「New Art」ですかね?
時代としては19世紀後半から20世紀初頭です。
アール・ヌーヴォーが始まる前の19世紀の初頭、産業革命により安価で粗悪な大量生産品が出回ります。
しかし、それまで丁寧に作られたものを使用していた王侯貴族にとって、当時の機械でできたのはとても使えるものではありませんでした。
結果的に、職人の技術や装飾性の高い作品が評価され、最も良いものが生まれた時代と言われています。
ナンシー派美術館
また、植物の世界に直線はありませんよね。
アール・ヌーヴォーは森から生まれた芸術とも呼ばれ、植物をイメージすることも多く、機械では表現できない「曲線美」が特徴的です。
E. Andréという建築家が建てた建物(1903)
フランスではこの時代を「ベルエポック」「良き(美しき)時代」と呼び、優れた芸術作品が生まれたと言わています。
では、今回の「アール・デコ」とは?
アール・ヌーヴォーの後に来るのが「アール・デコ」です。
1925年のパリ万博がきっかけになったと言われていて、ゴテゴテ感のあるアール・ヌーヴォーが見慣れて新鮮味がなくなってきた頃。
世界各国で開かれた万博などで自国の産業を紹介すると、産業の相手は世界になります。
ファッションもよりスタイリッシュなデザインが好まれるようになります。
ココ・シャネルはデコの時代に革新的なデザインをファッションに取り入れ、エレガンスを表現しました。
そんなパリ発のアールデコはアメリカで花開きます。
洗練されたすっきり感がマッチしたのでしょう。
アール・デコの代表的な建設と言えば、1930年にNYに建てられたクライスラービルディングです。
”画像はWikipedia より”
今回のグラスがデコらしい雰囲気があるというのが伝わりますか?
アール・デコのスタイリッシュなデザインは、現在のモダンなお部屋にも合うため多くの人々に愛され続けています。
高い質のクリスタルガラスと、その薄く作られたグラスからは当時の流れを強く感じることができます。
※グラスは単品の価格です。
※在庫数は4客となります。
Size |
:W4.8cm H6.3cm 容量:33ml (full) |
制作年代 |
:1920~30年頃 |
マークの有無 |
:無 |
作品状態 |
:好 金彩の剥奪があり、状態が異なりますので、画像をご確認くださいませ。 |
仕入れ先と時期 |
:フランス 2021.09 |
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