【Franch Silver】

Edmond Bonnesoeur工房 ミニャルディーズのためのセット

販売価格 価格 ¥88,000 通常価格 単価  あたり 

税込

Mignardisesのためのカトラリーセット


小さめのかわいらしいこのカトラリーはミニャルディーズ Mignardisesのためのセットです。

Mignardises「ミニャルディーズ」とはフランス語で「可愛さ」とか「上品さ」という意味で、フランス料理の中では「食後の小さなお菓子」をそう呼ぶようです。

フランス料理をいただくと、食後に一口サイズの小さな焼き菓子とかシューが出てきますよね?
ミニャルディーズは、その中でもシューやエクレアなどを指すようで、それらを取り分けるためのカトラリーセットです(#^^#)

どこまでも贅沢な世界ですよね…。

今回のシリーズは ロココ調のロカイユが感じらるデザインです。

ロココはロカイユ(rocaille)に由来する言葉で、ロカイユとは「岩」を意味します。
バロック時代の庭園洞窟に特徴的な貝殻で装飾された岩組が、ロココ時代になると、貝殻の曲線を多用したインテリア装飾として流行るようになり、それらをロカイユ装飾(ロカイユ模様)と呼びます。

このデザインなんかは、微妙に非対称で「あれ?」となりますが、ロココ時代は左右非対称の植物を模したことから、開放的で自由な世情を表現しています。
一つのデザインからも時代を感じられるのは、アンティークの面白さではないでしょうか。

このセットが作られたのは1900年前後なのでアール・ヌーヴォー期となり、ロココ時代ではないのですが、時代を超えて愛されたデザインだったのでしょうね(´∀`)

取手の捻られた細工が、全体に可憐な印象を与えています。
そして、マークは工房のマークと、ミネルバ2nd 純銀 800/1000がはいっています。

【Edmond Bonnesoeur工房】
1887年からパリに工房を構えていたエドモンド・ボンヌスールの作品であることがマークからわかります。1908年まであり、繊細なデザインの作品を得意としていた工房でした。


小さなお菓子だけにではなく、トングをチーズなどに添えたり、スプーンとフォークのセットで使ったりと、様々な場面で活躍してくれることは間違いありません。

 

今回のセットはオリジナルのボックスが付いています。
箱は汚れがめだつので画像の確認をお願いいたします。


 ~下段へスクロールしていただくと、画像をご覧いただけます~

Size 

Box
Fork:W3.1×13.4cm. H1.5cm
Server :W3.3×13.3cm. H1.5
cm
Spoon:W3.8×12.6cm. H1.5cm
Tong:W3.3×11.8cm. H1.3cm

制作年代

1887年〜1908年頃

マークの有無 

:工房のマーク Edmond Bonnesoeur工房
:ミネルヴァ 2nd   純銀800/1000

作品状態

:良 使用によるスレあり

仕入れ先と時期

:フランス  2023.1