R.Laliqueのグラス DAMPIERRE(各種)
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【R.Lalique】
鳥のデザインが可愛いグラス
シャンパンクープ：Dampierre5521 bis
グラス：Dampierre5518
アール・ヌーヴォーとアール・デコの時代を牽引し、宝飾とガラス工芸作家、ルネ・ラリック。
アール・ヌヴォー期にはジュエリーデザイナーとして名を馳せ、1900年のパリ国際博覧会でまさに頂点に君臨し、その類稀な感性をアール・デコ期にはクリスタルガラスで表現し始めます。
その洗練されたデザイン力で万博の会場のデザインを手がけたり、パリのヴァンドーム広場にもアトリエを構えるほどでした。
彼がガラス工芸に参入したのは50歳を過ぎてからです。
量生産の先端にあったクリスタルガラスの分野に移行した彼は、その類稀なデザイン力と独創的な感性で人々を魅了します。
彼は85歳となる1945年に他界しますが、彼の存命中の作品には全てルネを表す「R.」が入っています。
今回のグラスは1931年頃にデザインされた"Dampierre"というシリーズで、可愛らしく鳥がデザインされています。
色がついてる部分はパチネとは古色彩色法で、ラリックによく使用された技法です。
シャンパンクープは水色のパチネ、グラスは緑色のパチネです。
このデザインは1947年から廃盤となりました。
カタログにも掲載があります。
どちらのグラスにも、ルネ・ラリックの存命中に作られた作品である「R」がはいったサインをみることができます。
※1945年にルネラリックが他界すると、その後は息子が継ぎますが、その時点からそれまでサインにはいっていた「R」はなくなります。
～下段へスクロールしていただくと、画像をご覧いただけます～
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Size |
クープ：W9.8㎝ H7.7cm グラス：W6.6㎝ H11.7cm
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制作年代 |
：1931-1945年頃 |
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マークの有無 |
：有 R.LALIQUE |
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作品状態 |
：良 |
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仕入れ先と時期 |
：英国 2022.10月頃 |
