英国王室御用達の歴史ある工房 Stevens and Williams
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【Antique Stevens and Williams】
美しい装飾のボウル
在庫:1
今回ご紹介するのは約350年ほど続き、イギリスで最古の高級クリスタル工房と呼ばれるStevens and Williams工房の作品です。
創業当時は名前を変更することが多く、正式な創業は1776年ごろとなっています。しかし1640年ごろから周辺にガラス工房があったとされ、イギリス最古と言われています。
この工房は質の高いクリスタルガラスワークが認められ、1919年にジョージ5世よりRoyal Warrant(王室御用達)の称号を得ました。
1967年ごろまで続いたStevens and Williams工房は、300年の手作りという伝統を守る英国王ガラスメーカーに任命されたことを記念して、1968年に【Royal Brierley(ロイヤルブライアリークリスタル)】という名前を採用し、現在まで続いています。
イギリスにて純正クリスタルグラス製作の全工程を英国国内のひとつの工房で行っている唯一の工房です。
社名変更後、1985年にチャールズ皇太子により2つ目の Royal Warrantの称号を与えられます。2つの王室御用達を保持するという稀な栄誉を享受していることも名誉となっています。
その長い歴史の中で、Stevens and Williamsはアンティーク作品としてイギリス国内ので評価が高く、質の高いクリスタルであるため高額となり、なかなか日本にまで入ってくることがありません。
ロンドン V&A美術館に同社の作品が保管されています。↓
→V&A美術館(別サイトへ移動)
今回のボウルは、一見するとどこにでもあるように見えますが、技法を考えると大変手間をかけて作られています。
この氷を溶かしたようなトロッと具合が伝わるでしょうか?
これはクリスタルガラスの性質をよく理解しているからこそ表現できることなんです。
難しい説明は省きますが、本来であれば型で抑揚をつける「オプティック技法」を、あえてハンドカットで表現しています。
この表現の仕方も珍しく、さらに希少性を高める要因でもあります。
本作品が作られた過程や技法を考えると、厚みが必要なので結果的に重厚感が出ています。
フランスのガラスのような薄く繊細なガラスではなく、しっかりと重みのあるイギリスのアンティークガラス作品です。
全面に施された花模様がかわいらしさを表現しており、20世紀初頭に制作されているので、他国の流行を受け、自然美などの流行をとらえているのではないでしょうか?
正式な場では難しいかもしれませんが、夏にお茶事にもご使用していただけそうな感じを受けています。
※単価の価格です。
〜〜 下図より画像の確認をお願いいたします。〜〜
Size |
:W12.6cm H6.0cm |
制作年代 |
:1880-1910年頃 |
マークの有無 |
:無 |
作品状態 |
:良好 |
仕入れ先と時期 |
:イギリス 2023.11月頃 |