【Antique Baccarat】

Perfume Bottle LAURIER D.5544

販売価格 価格 ¥35,000 通常価格 単価  あたり 

税込

【Antique Baccarat】
ローリエの葉をイメージしたデザイン

 

サイズが【SS・M・L・G】とありますので、ご注意くださいませ。
SSサイズ:¥35,000 SOLD OUT
M
サイズ:¥36,000 SOLD OUT
Lサイズ:¥40,000 SOLD OUT
Gサイズ:¥50,000 SOLD OUT

 

アンティークバカラの香水瓶をご紹介します。
涼しげなブルーが美しい香水瓶。

連続したデザインはローリエの葉っぱをイメージしていて、その名がつくバカラの香水瓶です。

このシリーズは、赤色やアンバー色が主流なので、この青い色合いはあまりみかけません。
私も初めて実物を見ることができましたが、かなり美しいと思います。


香水瓶をはじめとするトワレセットが流行った20世紀前半。

歴史の流れは前回香水瓶をご紹介した際にご説明したので、今回は、技法について話してみようかと思います。

  

今回の作品は、型吹き成型の作品となります。(鋳型とも呼ばれます)
型吹きとは、熱したクリスタルガラスの種を型に流し込み、空気を入れて空洞をつくる方法です。

 

~Baccarat の制作動画より~

 

溶けたガラスの種を先端につけ、竿から息を吹き込み、型に合わせていく方法。
型のデザインによって様々なスタイルを作ることができ、量産にも向いています。

よければ、下記の動画から、グラス、花瓶、シャンデリアの制作過程や、金彩の付け方などもご連いただけます。

→FILM BACCARAT UNIQUE KNOW-HOW (long version)

 

型ではカットのように鋭い切り込みを入れることはできないので、キラキラした輝きは劣るかもしれませんが、今回のような柔らかな凹凸の作品には適した方法となります。

ローリエの葉っぱの柔らかさは、型吹きでないとでないですね(#^^#)
今なお、クリスタルガラスの制作方法は昔のまま、あまり変わることなく作り続けられています。

そして、この香水瓶の色がついているとこですが、これは色のついたガラスを被せているのではなく、エナメル彩で色付けています。
よく見ると筆跡を感じることができます。

100年以上前にできた作品。

一つ一つ職人さんが色づけているのを想像いてしまいます♡

 

ぜひ、ローリエデザインの香水瓶を集めてみてはいかがでしょうか?

 

当時はお化粧水やクリームを入れることもあったので、大きさは様々で、今回の一番大きなサイズはとても「香水瓶」とは呼べないかもしれません。

 

香水瓶は、現在、夏の茶席に「振出」として金平糖を入れたりしても使われるようです(#^^#)

 

※価格は単品の価格です。

 ~下段へスクロールしていただくと、画像をご覧いただけます~

Size

G:W8.7cm  H21.5cm
L:W8.1cm   H19.7cm
M:SOLD OUTW6.6cm. H15.6cm
SS:SOLD OUT W4.5cm   H10.9cm

制作年代
マークの有無 

:1880~1910年頃
:無し マークが入る前の作品

作品状態

:Mサイズは栓に欠けがあります。
 状態は下図の画像よりご確認くださいませ。

仕入れ先と時期

:フランス  2022.6月