【Old Baccarat】

カット技法の最高峰【エルベフ】

販売価格 価格 ¥65,000 通常価格 単価  あたり 

税込

【Old Baccarat】

光り輝くリキュールグラス:ELBEUF

数あるバカラシリーズの中で、カット技法の最高峰のひとつと言われているのが、こちらのエルベフ:ELBEUFです。

エルブフ:ノルマンディの町の名が付けられたシリーズ。

1908年から1944年まで作られており、現在でも注文を受けて製造されています。

 

バカラ250年の展示がフランス パリ市立プティ・パレ美術館にて開催された際の図録に掲載されていたり、バカラの書籍には必ず載っているため、国内でも人気が高いシリーズです。

この時展示されたものは、1908年に創られたモデルで、このシリーズは1920年にインドのマハラジャBarodaから受注されたことが説明に書かれています。

画像では伝わりきらないのですが、カットが繊細に丁寧に施されてキラキラと輝いています。

今回のグラスはリキュールサイズです。
下図から小さなサイズということが伝わるでしょうか?


通常、グラスは小さいサイズの方が金額がお安く、大きくなるほどに高額になります。
しかし本来、どのような作品であっても、小さくなればなるほど職人は集中力を要し、細かくなればなるほど技術を必要とします。

リキュールグラスは面のサイズが小さく、カットを入れ込む作業がより緻密になるわけです。

ステムの部分も、小さいグラスの方が細くなるため、ちょっとしたことで割れやすくなるのは想像できるのではないでしょうか。
職人の技術の結晶が感じ取れます。


そして、エルベフのポイントは、このお花のようなフット部分ですね❤︎

 

今回のグラスは、マークが入っているので、1940年ごろに制作されたと考えられます。

光に当たると、キラキラとしていて、まるで宝石が散りばめられたようなグラスです。


人気が高く、価格もそれに比例しますが、バカラを好きな方は是非持っておくべきグラスシリーズです。

下図より画像の確認をお願いいたします。

 

Size

W4.7cm  H11.7cm

制作年代

1940年頃

マークの有無 

:有り フット

作品状態

:良好

仕入れ先と時期

:フランス  2022.8