香水瓶 (L) EGLANTIER
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【Antique Baccarat】
’野バラ’の名前がついた香水瓶 EGLANTIER
フランス語で 【野バラ】という意味のEGLANTIER(エグランティエ)と名付けられたバカラの最も人気のあるシリーズの香水瓶を紹介します(*´꒳`*)
アンティークのバカラで、グラス以外に最も人気があり、一般の方に知られているとしたら、こちらのEGLANTIER(エグランティエ)ではないでしょうか?
王道ではあるのですが、私自身、オールドバカラの専門店で仕事をしたばかりの頃、アンティークバカラの魅力にハマったきっかけの作品はこのピンク色をしたエグランティエの香水瓶を見たときでした。
透明にカットするのがクリスタルガラスの技法だと思ってましたが、クリスタルガラスで、こんなに優しい表現ができる技法があることに驚き、魅せられました。
光を通す際、この地紋の部分が優しく反射して、まるでステンドグラスの様な印象を与えます。
エッチングとは、酸で腐食させてピンクのバラの部分を残し、地紋としてシダの葉を形どるというとても手間のかかる技術です。
現代のバカラ社は、時折、1900年前後の作品を複製して発表しますが、全面にエッチングされた作品を複製したことはありません。
それだけ難しく、現代ではできないということではないでしょうか。
エグランティエは、赤(ピンク)、紫、グリーン(黄色)、オレンジと様々な色合いで作られてますが、このピンク色が最も人気があります。
【見極めポイント】
人気が高いため、よく様々なマーケットで見ますが、この香水瓶を選ぶときに注意してほしいことがあります。
それはストッパー(栓)です。
このエグランティエシリーズは、栓は少し横長になっているのが特徴です。
マーケットやオンラインのサイトで、まんまるのストッパーがついているものをよく見かけます。しかし、それはオリジナルではありません。
カタログを見ると分かります。
もちろん、違うストッパーがついてることが悪いわけではなく、長く使うために、それだけ大切にされていたのかもしれません。
ストッパーが異なることを明記して販売されてる丁寧なページもたくさんあります。
しかしながら、それを知らずに購入するのは気持ちいいものではないと思います(´-`)
もし、他で買われる際には、少し気にかけて見てみるのも、アンティークを楽しみながら選ぶポイントになりそうですね♪
※比較はサンルイの香水瓶
手元に同サイズはサンルイの香水瓶しかなく、比較はサンルイの香水瓶で行っております。
~下段へスクロールしていただくと、画像をご覧いただけます~
Size |
:W6.2cm H14.2cm |
制作年代 |
:1900~1920年頃 |
マークの有無 |
:無し 1936年より前の作品のため |
作品状態 |
:良 |
仕入れ先と時期 |
:フランス 2022.3月頃 |