素敵な贈り物をバカラのクープで…
オープンを記念して、プレゼントをいただきました!
ありがとうございます!
お花などもいただいていますが、「Antique Serendipity」の名前が入ったモエシャン!
これは、、、、記念すぎて封を開けれない(笑)
せっかくなので、写真撮影をと…
オールドバカラのシャンパンクープを選んでみました。
オールドバカラ
Form 6184 Gravre5588 (形6184 彫彫刻5588)
このシャンパンクープは、一般的に「リス」と呼ばれています。
模様に「フルール・ド・リス」をイメージした柄が横向きに入っているからでしょうか。
「fleur-de-lis」とは、紋章などでよく見るこの模様です↓
フランス王国の象徴でもあり、さまざまなところで目にすると思いますが、一体なにを形どっているかご存じですか?
直訳だと「ユリの花」となるため、百合をイメージする方も多いと思いますが、紋章でこのマークが意味する花は、アヤメです。
なので「Fleur-de-lis」は「アヤメの花」を指し、アイリスの一種を様式化したものだと広く考えられており、フランスの長い歴史においても、王政の紋章に使われるなど、歴史深い模様です。
そんな格式高い文様が模されたオールドバカラのクープ。とてもお気に入りです(^^)
では、せっかくなのでクープという形についてもお話していきます!
シャンパンって今は、縦に長いフルートグラスで飲むのが一般的ですよね?
発砲していて「泡ある」シャンパンは空気に触れる場所が少ないように、フルート型が好まれます🥂
しかし、時代を遡った18世紀、イギリスからフランスにクープ型が持ち込まれてから1970年頃まで、口の広がったクープ型が愛用されていました。
マリーアントワネットが果物をつけやすいように広い形だったなど所説はありますが、私が最も有力だと思っているのは、「女性が飲むときに首をあまり傾けなくてすむ」という説。
-Downton Abbeyからの一幕-
女性のファッションが変わり、首まで襟を詰めていた頃から、デコルテを見せるスタイリッシュなファッションになっていく時代、フルートタイプ🥂だとシャンパンを飲むときに首元を上げるため、相手に美しく見えないのです。
なので、少し傾けるだけでよいクープ型が社交界では好まれたのではないかという説。
納得しませんか…?
今なお、正式な式典やフランスの5つ星レストランなどではクープで提供されることが多いようです。
当時は、いかに美しく、そして礼儀良く見えるかが重要視されたという証でもあります。
現代は、ワインやシャンパンの素材にあったグラスが作られるようになっていて、クープでシャンパン(スパークリング)を飲むことは減ってきていますが、お料理やフルーツを盛る食器として新たに愛用され続けています。
皆様も、一度はクープでシャンパンを飲んでみてください(^^♪
あらら…
たしかプレゼント頂いたお話をする予定だったのに…(笑)
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